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「議論」カテゴリーアーカイブ
松陰神社に寄せて
先日、偶々、松陰神社のそばを通り、立ち寄ってみましたが、松下村塾を模した思いの外小さな家が有りました。そこで、僅かに2カ年半、松陰は多数の維新の立役者を育てたわけです。松陰神社の立て札では彼が教えたのは君臣の義、華夷の弁 … 続きを読む
戦後日本人官僚のエートス
民主主義の社会では、納税者に対し市場経済に載らない公的分野で納税者に向けてサービスを提供するのが政府だと考えられている。しかし、官は上を向いて仕事をします。これは、徳川時代も明治政府も変わらない性格です。崎門学に由来する … 続きを読む
戦後の日本人のエートス(4)
第二次大戦の終了後、そこで、国民は一億総懺悔して敗戦を終戦に言い換えてやり過ごしました。国民全体としては、例の被統治能力を利して、天皇の代わりに占領軍を仰ぎ見、荒廃した日本の経済復興に励みました。日本人に人気がある中国の … 続きを読む
幕末からの日本人のエートス
明治維新後、天皇の直接下にある中央政府、官僚組織が土地と人民を支配し、立法、行政、司法権を行使することになった。そして、伊藤博文を中心とする欧米を調査し、英国や米国は選挙で選ばれた代表に意思決定を任せる民主主義は国情に合 … 続きを読む
幕末の日本人のエートス(2)
徳川幕府は始め、下剋上など行儀の悪い武士を教育し、体制を強化するために、中国から儒教の集大成である朱子学を導入しました。それまでの武士の下剋上の気風を改めて、目上に盲目的に従う行儀のよい武士になるように、武士道を鼓舞し始 … 続きを読む